この副業ブームに便乗した詐欺がある!?
いま日本は空前の副業ブームが到来しています。
2020年以降のコロナショックも、副業の世界には追い風となっています。
働きたくても働けない人であったり、リモートワークなどで働き方が効率化された結果時間が生まれたりした人は、その時間を使って副業が可能となりました。
また大手企業でも副業を解禁したり後押しする制度が生まれたりと、働き手側にとってはありがたい環境が整備されつつあります。
ただやはりまだコロナの影響は色濃く残っており、ある程度沈静化する傾向は見られますがまだまだ油断はできないということで、副業もリモートワークでできるものが有力となっています。
リモートワークで副業ができるようになると、仕事のチョイスもとても豊富になります。
地域も限定することなく、北海道にいながら沖縄の会社の仕事をしたり東京にいながら海外の仕事をしたりすることもできるようになるので、可能性も膨らみます。
コロナショックがなくてもこのような動きは進みつつありましたが、その影響でリモートワークが一気に浸透したことから副業でできることも一気に広がり、ブームに繋がっているのです。
ところで、いざ副業をネット上などで探してみようとすると、「副業 詐欺」といったワードが関連として出てきます。
何も事情を知らない方にとっては、詐欺という言葉にドキッとするのではないでしょうか。
リモートワークで副業に取り組むということは、パソコンやタブレット、もしくはスマートフォンを使って仕事をするということです。
実は現在、ネット上において副業を始めようとする人に牙を向いた詐欺が大変多くなっています。
特にネットでの副業に初めて挑戦しようとする、不慣れな方であったり知識があまりない方を狙った詐欺が目立ちます。
もし皆さんがそういったような方であれば、ぜひこの記事を最後まで読んでいただき、いまどのような副業詐欺が横行しているのか、そしてどうすれば詐欺に引っ掛からずに済むかを知っていただければと思います。
副業詐欺に引っ掛からないための3つのポイントとは!?
副業を始める際に注意するべきものを、ここでは3つにまとめました。
まず注意していただきたいのが、SNSなどで「高額バイト募集」などといって客を募集しているものです。
そういった形で募集しているものの中身は、ほとんどの場合グレーなものか犯罪行為になるものです。
例えば振り込め詐欺において現金の受け取り役となる「受け子」と呼ばれる役割は、こういった高額バイトという形で募集されることが多いようです。
他にもドラッグなどの運び屋や銀行口座の売買など、匿名性が高いSNSで末端の役割となる人物を募集するケースが多いと聞きます。
皆さんは、絶対にそういったものには加担しないようにしてください。
また、詐欺や犯罪の可能性は高くないかもしれませんが、投資やFXといった金融関連のものは、特に知識がないという方は避けた方が無難です。
副業として金融商品を紹介する仕事もありますが、大前提として金融商品はそれなりの元手が必要となります。
取り組み方次第では利益を出せる可能性ももちろんありますが、特に投資初心者である方は副業として取り組むということは控えたほうがいいと思います。
そして「ツールを使うことで勝率アップ!」などといった文句で顧客を集めるものもありますが、それはそのツールを使うために高額な支払いが発生します。
しかし高額支払いをしたところで、どのような金融商品も必ず勝てる、必ず稼げるというものはありません。
大抵の場合まともな利益も得られないまま、高額支払いだけが残って終わってしまいます。
投資自体を否定するものではありませんし、投資を学びたいから始めるというのはもちろんいいことだと思いますが、それであればネット上のビジネスやツールなどから始めるのではなく信頼できる人や媒体などから情報を得ることをおすすめします。
そして最近よくネット上で目にするのが「あまりにも条件が良すぎる仕事」です。
例えば「1日5分の作業だけで月に30万円!」など、わずかな労力だけで多額の収入が得られるとする仕事です。
本当にそれが実現するなら、私もその仕事をしたいくらいです。
ただこういった仕事のほとんどは、登録料が高額であったり、テキストやマニュアル、ツールなどと称した仕事用のアイテムを高額で販売するものです。
そして実際に高額で買ったところで期待される成果は一切出ず、気付いたら販売した業者も雲隠れして連絡が取れなくなる、といったケースが過去に何度もありました。
よく「おいしい話には気を付けろ、裏がある」といいますが、まさに副業詐欺においてはおいしい話には十分気を付けなければなりません。
当然すべての事例を把握しているわけではないのですが、そのような条件が良すぎる仕事というものは詐欺の可能性が非常に高い、と判断していいでしょう。
またこれに類似するものとして、「スマホをタップするだけでOK」のように、仕事内容がとても楽であるといったことを前面に押し出したものもあります。
そういった仕事も、アプリなどを使わせるために高額の使用料が請求される可能性が高く、反対に稼げる可能性は非常に低いでしょう。
時間が短いだけではなく作業内容の手軽さを押し出しているものも、基本的には疑ってかかったほうがいいと思います。
特にネット上ではこのような怪しい副業ビジネスが大変多くなっています。
次の項目で、怪しいものと真っ当なものの見分け方をお伝えします。
ネット上の副業詐欺の仕事の見分け方!これを押さえておけば詐欺に遭う可能性が格段に低くなる!
では、皆さんが興味をもった副業が真っ当なものか、もしくは詐欺の可能性があるのかの見分け方をお伝えします。
ここに書いてあることが全てではありませんが、このポイントを押さえておくだけで詐欺のビジネスに引っ掛かる可能性がかなり低くなると思います。
まずはその仕事の紹介ページに、運営している企業や責任者、連絡先などが載ったページがあるかどうかを確認してください。
よく「特定商取引法に関する表記」などと書かれるのですが、ネット上のECサイトなどでは必ず「このサービスはどういうところが運営しているのか」を明記しなくてはいけません。
ページ内に直接記載しているものもあれば、別ページにリンクを貼る形で掲載しているものもあります。
それがなかったり、あったとしても情報が不十分だったりする仕事は、ほぼ間違いなく詐欺の仕事です。
運営者や運営情報を出していないということはいざというときに連絡も取れず、いきなり消えてしまったら泣き寝入りするしかなくなってしまいます。
この「特定商取引法に関する表記」と、併せて「プライバシーポリシー」や「利用規約」といったものがあるかどうかも確認するといいでしょう。
これらがなかったら、まず問題外として無視しましょう。
そしてその表記があったから絶対に安全というわけではありません。
次に「仕事の内容が明確に記載されているか」をチェックします。
先程の「1日5分の作業だけで月に30万円!」の場合、1日5分何の作業をするのかが分かりません。
数字にばかり目が行ってしまいますが、その業者はそれを狙ってわざとこのような表記をしています。
もし気になった仕事があった場合、必ず事前に作業内容を確認するようにしましょう。
仮に問い合わせても言葉を濁したり明確な回答が返ってこない場合は、詐欺の可能性が高いと考えて間違いありません。
ちょっとでも怪しいと思ったら、登録や購入は控えたほうがいいでしょう。
これらのポイントを押さえておくだけで、詐欺の仕事に引っ掛かってしまう可能性は格段に少なくなります。
長文となってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
私が信頼する仕事があるので、ここでご紹介したいと思います。
これまで触れてきたような詐欺の要素は一切なく、安心して働ける仕事です。