"令和の新副業"を掲げる「ペコラク」は稼げる？信用できる仕事なの？内容を探る！

目次

1.「ペコラク」とは何をして稼ぐものか
2.「ペコラク」の会社情報とは
3.「ペコラク」をもっと詳しく調査！
4.「ペコラク」は信用できる？
5.「ペコラク」まとめ

こんにちは！

今回は「ペコラク」という副業ビジネスについて調査していきます。

「令和の新副業」としてスマホだけで0円で始められることを売りにしていますが、残念ながらこの「ペコラク」で稼ぐことは非常に困難であると判断しました。

詳しく調査した内容を以下に紹介していきます。

「ペコラク」とは何をして稼ぐものか

ペコラクとはどういうものか

まずはペコラクがどういうビジネスなのか、ランディングページ（商品・サービスの紹介ページ）を見てみましょう。

初心者でも始めやすそうな「0円スタート」「スマホがあればOK」「1日15分の作業」といった、ハードルが低いことを前面に押し出した内容が目立ちます。

またFAQ（よくある質問）が項目ごとにまとめられており、ざっと見た感じではユーザー視点で作られたページになっているような感覚にもなります。

他にも最短即日で報酬が確定するということも書かれており、設定だけで不労所得が作れるということも含めると、その日で報酬が確定する投資系のビジネスか？と推測されます。

初心者でも高収入、という仕事に潜む危険性

やや本題からはずれますが、昨今人気のスマホを使った副業の大きな特徴として「短時間で仕事ができること」「難しい操作が不要であること」などがあります。

ただこれらの条件を満たした仕事で、かつ安心・安全な仕事となると、単価や収益は少なめとなり、量をこなすことで収入を構築するものが一般的です。

その中で高収入を前面に押し出しているビジネスは、何か裏があるのではないかという懐疑的な目で見ていく必要があります。

それは、過去にトラブルとなった事例が多かったことが理由です。

そして悪徳業者がターゲットとして狙うのは、右も左も分からないような、始めたての初心者です。

初心者は与えられた情報を疑いもせずに信じ込みやすく、何かがあっても丸め込みやすい傾向にあります（※全員がそうというわけではありません）。

もし副業ビジネス界の内情を知らずにこちらをご覧になっている皆さんには、基本的に「美味しい話には絶対に裏がある」という前提で副業ビジネスをチェックすることをおすすめします。

では本題に戻り、「ペコラク」の調査を続けましょう。

「ペコラク」の会社情報とは

特定商取引法に基づく表示をチェック

副業ビジネスが安心できるものかどうかを調べる際は、まず「特定商取引法に基づく表示」を確認しましょう。

これはネット上で商品やサービスを販売するにあたり、法律によって表示が義務付けられているものになります。

どれだけ大手の企業・店舗であっても必ず表示しているものであり、特定商取引法に基づく表示が無かったり内容に不備があったりした場合、その商品やサービスの信頼性が一気に下がります。

では「ペコラク」の特定商取引法に基づく表示をチェックしましょう。

ページの下部にリンクがあり、そこから確認することができます。

※リンク
https://workjob-company.com/pp/law/

これらの他に免責事項やプライバシーポリシー、利用規約など、最低限のものは明記されています。

続いて各情報を細かく調べてみます。

会社名だけだと同名の企業が多数ヒットするので、「合同会社ワーク　菊間浩之」で検索してみました。

すると、どうも過去にも似た名前のサービス名で同様の副業ビジネスを展開し、その内容に疑問符がつけられているようです。

そして所在地となっている住所を検索すると、「ワンストップビジネスセンター日本橋店」と出てきました。

更に調べるとこれは「バーチャルオフィス」であることが判明しました。

事務所としては存在しないものの、事業用などのため住所やオフィス機能の一部を提供するサービス

会社設立において格安で利用できるバーチャルオフィスはありがたい存在ではありますが、一方で悪徳副業業者がこぞって利用する温床にもなっています。

これだけで悪質だとは言えませんが、頭の片隅に置いておいたほうがよさそうな情報です。

0円で始められても途中で料金が発生！

引き続き特定商取引法に基づく表示を確認しましょう。以下の点に注目してください。

そして利用規約内にも以下の表示があります。

これは支払いが発生したときの決済方法などについて記載したものです。

そして、「支払いがどこかのタイミングで発生する」ということを証明したものでもあります。

ランディングページには「0円ではじめられる」とあり、後に料金が必要になることには触れていません。

嘘は言っていないことにはなりますが、利用者からしたら「そんな説明聞いていない」「騙された」という気持ちになるでしょう。

では一体どれだけの料金が後に必要になるのでしょうか？

これは後ほど明らかになるので、引き続きお付き合いください。

「ペコラク」をもっと詳しく調査！

ホームページの情報は信頼できるのか？

「ペコラク」のランディングページを見て違和感を抱いたのですが、ページ内に「ペコラク」という表記が一切出てきません。

どういった意図でそういう作りをしているのか分かりませんが、邪推するとサイト名やサービス名の看板を挿げ替えても通用するような作りをしている、とも受け取れます。

そういえば先ほど「合同会社ワークは過去にも似た名前のサービス名で同様の副業ビジネスを展開している」と申し上げました。

もしかしたら、何度か看板を挿げ替えた結果として、現在「ペコラク」になっているのかもしれません。

そして皆さんがご覧になっているこのタイミングは、すでに「ペコラク」ではない別のサービス名になっている可能性もありそうです。

もうひとつ抱いた違和感は、「何をして稼ぐのかが書かれていない」ことです。

何をして稼ぐかを事前に明示しないというのは、悪質な副業ビジネスの常套手段です。

何となく稼げそうな雰囲気だけを出し、そこに集まってきたユーザーに対し高値でそのサービスやマニュアルを売りつけたり、高額な登録費を請求したりするのが手口です。

やはり、ランディングページだけでは読み取れない、「ペコラク」の中身を深く追求する必要がありそうです。

必要な料金額が判明！もしかしたらそれ以上かかる可能性も！？

「ペコラク」にはいずれ費用が必要になる、ということを申し上げましたが、本来ならそれもしっかり明示した上で勧誘するのが筋だと思うので、その料金について調査したいと思います。

「ペコラク　費用」で検索すると、Yahoo知恵袋に以下の質問がありました。

これは「ペコラク」に登録した方が、（おそらく知らされていなかった）後払い費用の請求を求められ、払うべきなのかを質問したものとなります。

ここで「マニュアル代が18,000円」ということが判明しました。

これが高いのか安いのかは判断が分かれるかもしれませんが、そもそもこの「ペコラク」のランディングページでは、いくら稼げるかが一切紹介されていません。

その状態で「18,000円必要です」と言われても、払う気にはならないですよね。

そしてさらに注意したいのは、この18,000円は「マニュアル代」であり、他に登録費やツール利用代金などが後から上乗せされる可能性があることです。

「18,000円払う人なら他の代金を請求しても払うだろう」という考えや、利用者の「18,000円支払った以上引き下がれない」という心境などにつけ込み、さらに支払いを迫る危険性も十分考えられます。

「ペコラク」を利用するためには「最低でも」18,000円が必要で、いくら稼げるは分からないということになります。

稼げる可能性を完全に否定するまではいきませんが、これまでの要素を総合的に鑑みても、「ペコラク」で充実した副業ライフを送るのは極めて難しいのではないでしょうか。

「ペコラク」は信用できる？

これまでの疑問点を整理

ではこれまでに出てきた疑問点を整理しましょう。

ポジティブな要素がなく、ネガティブな要素ばかりが浮かぶ結果となりました。

ペコラクのネット上での噂や評判は？

「ペコラク」について、SNS上の口コミを探してみましたが、副業に関する有用なものは見つかりませんでした。

サービス名を頻繁に変えた結果、検索だと探しにくい状態になっているのかもしれません。

ただ評判のいいサービスの名前を変える意味はないので、そう考えるといろいろと納得できる気もします。

「ペコラク」まとめ

ペコラクは稼げる可能性が非常に低いと判断！

令和の新副業をうたう「ペコラク」について調べた結果、

稼げる確証が少なく、高額の支払いが求められる可能性が高い危険な副業ビジネス

と判断いたしました。

ペコラクでどれだけ稼げるのか、そのためにはどういう方法で、どういうプロセスが必要なのかなどが全く想像できません。

しかも支払いが発生するにも関わらず、それを紹介しないのは明らかに不親切です。

「ペコラク」で稼ぐことはほぼ不可能なので、これをご覧になった皆さんは絶対に登録しないようご注意ください。

これからも、皆さんの副業ライフにお役立てできるような情報を日々発信していきたいと思います。

今後もご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。