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吉野家初の試み!名入れオリジナル丼にファン喚起!
人気牛丼チェーン店である吉野家で「名入れオリジナル丼」というキャンペーンが登場しファンが喚起しています。
これは吉野家初の試みでお客様の名前をどんぶりに印字するというものです。
自分だけのマイどんぶりが作られるわけです。
吉野家ファンとしてはかなり喜ばしい情報ではないでしょうか。
自分だけのオリジナルどんぶりを求め多くの人が吉野家を訪れていました。
ポイント(米礼)を貯めて220ポイントで名前入りのオリジナルどんぶりをGETできます。
1日最大1ポイントしかつかないので最も早い人でも最低220日はかかる計算になります。
3月31日までの限定で現在は終了しています。
220米礼を貯めたつわものには随時どんぶりを発送していくそうです。
牛丼の歴史
日本では牛丼と言ったら「吉野家」「松屋」「すき家」が3大牛丼チェーン店だと多くの方がいうのではないでしょうか。
もちろん、なか卯など牛丼を提供している店は他にもありますが、全国展開しているのはやはりこの3つだと思います。
そんな牛丼屋の中でも「吉野家」は根強いファンが多く男性にとても人気があります。
創業100年以上を誇る牛丼屋で東京の日本橋に魚市場がありそこで吉野家は生まれました。
魚河岸で職人たちが多く働いており「おいしいものをおなかいっぱい食べてもらう」という目的のために考案したメニューです。
1899年当時はまだ牛肉が高級でしたがご飯の上に乗せ有田焼のどんぶりで提供したのが最初とされています。
個人的には魚を扱う所で生まれたという点に驚きました。
やはり魚を扱う所なら食事も魚を使った料理が多かったと思います。
そこであえて当時高価だった牛肉を使うという発想がまさにクリエイティブだと感じます。
しかも、牛丼という商品は男性が非常に好きな味をしておりつゆの味も現在までに時代に合わせた改良を行っています。
牛丼はかなり奥が深く、どのチェーン店も牛丼も味が同じという考えの方もいますが、食べ比べるとかなり違います。
各社それぞれ全く別物です。
大きく違うのは以下になります。
- 肉の厚み
- 脂身の量
- 使用している部位
- つゆの甘さ
- つゆの塩味
- だしの香り
- コメの種類
- コメの水分量
これが各社かなり違います。
それぞれ好みがありますが、今回の吉野家はキレのある醤油と甘すぎないつゆがご飯とマッチしています。
食べ比べというものをすることはほとんどないと思いますが、今はテイクアウトがしやすいですし、ウーバーイーツなどで簡単に取り寄せることができますので興味がある方は食べ比べてみてください。
驚くと思います。
さて話を戻しますが、吉野家の最初のころはすき焼きや牛鍋をイメージしていたそうで焼豆腐、筍が入っていましたが、1958年具材を肉と玉ねぎのみというシンプルなものにしています。
「お客は牛肉を食べに来てる」という考えを持ちそれまでのようなスタイルを崩し今の牛肉と玉ねぎのみの牛丼になりました。
このようにして吉野家では今のような牛丼が作られました。
その後も改良をかさねて今に至ります。
食品というのはその時代やターゲット、年齢層によっても大きく変わります。
現在のニーズにマッチした商品づくりのため今も改良を重ねているそうです。
話が脱線しましたが、牛丼というのはこういった歴史があります。
中には毎日吉野家の牛丼を食べる人も?!
今回のどんぶりをGETすべく毎日牛丼を食べる人まで出てきました。
神奈川県に住む20代の男性は吉野家が家の近所にないため行くときは電車を利用していました。
260日という日にちをかけて220米礼を達成した男性は今後吉野家に行く機会が減ることに対して寂しさすら感じるようです。
また、家族も彼の行動に敬意をはらい、手作りの表彰状まで渡したそうです。
吉野家塾完走したら、妻から表彰されました。#吉野家塾 #吉野家 #男塾 pic.twitter.com/CPTmMicaPm
— 働いてるよクソ野郎 (@sya_chi_ku) April 2, 2022
なんとも面白い奥さんだと思いました。
そんなツワモノもいる吉野家ファンですが、名前入りどんぶりをめぐってトラブルが起きてしまっていました。
それが名前は本名に限るという追加ルールです。
途中でまさかのルール追加?本名しか入れられない?
途中で出てきたこのルールに怒りをあらわにする方も出てきました。
トランポリン施設の経営する富田さんという男性はトランポリン施設の名前を入れたどんぶりを作るために来る日も来る日も牛丼を食べつ付けました。
もう牛丼を食べるというのがルーティンになってしまうほど毎日食べてポイントを貯めていきました。
このどんぶりのキャンペーンは当時「名前は本名に限る」という項目はありませんでした。
それは吉野家の会社自体が本名以外の名前を入れる人が出てくるという事を想定していなかったからでした。
株式会社吉野家としては今回のキャンペーンは初めてで社内の認識も統一が出来ていなかった。
キャンペーンサイトに明記していなかった事を謝罪しています。
これによってトランポリン施設の経営する富田さんはガッカリしてしまいます。
本名限定にショックの声も!
今回の件でネットでは相当炎上していました。
https://twitter.com/umazaru/status/1499614109465075712?s=20&t=QwLEe9BfZ7aX7__MxKgN7Q
これ、任意で良いって言ってたのに本名以外不可にするってことは景品表示法の優良誤認にひかかるんじゃないか?
あたかも好きな名前を出せるように思わせておいて、実際には固定された名前しか不可ってことだし。購入者は #消費者庁 に連絡すると良いぞ!#吉野家 #男塾 #吉野家塾 https://t.co/S5I0j4L1OD
— 紫季-SiKi- 艦これ冬イベ全甲突破 (@channel_siki) March 24, 2022
許せんぞ!吉野家ーーー!!!
一切納得できない本名縛り。
本名だけにしておいて
本当の名前である旧漢字を使えないってふざけてますね。
疲れてる日も雨の日も雪の日も飽きた日も行ったのは名前入り丼の為だと何故、気がつかないんだろうね。
どうすれば本陣は動くのかね…#吉野家#吉野家塾 https://t.co/YlUu20kgxj
— 不破休和尚 (@FuckyouOsyo) March 5, 2022
https://twitter.com/morisobazumishi/status/1493866289122922499?s=20&t=QwLEe9BfZ7aX7__MxKgN7Q
ネットを見るとショックを受けている方も多く、ひどいなどの声も確認できました。
確かに利用者からすれば後出しとしか思えませんし、最初からそういった話ならやっていなかったという方もいました。
時間とお金がかなりかかっていることもあり本名しか入れられないという発表があった際に落胆する方も多かったので一部ではかなり大きな問題になっています。
この件については株式会社吉野家が謝罪しています。
最終的にどうなった?本名以外も入れられる?
最終的にはどうなったのでしょうか。
最終的に株式会社吉野家は著作権等の侵害に該当してしまう言葉を省き、本名だけでなく問題がない名前については許可をするという趣旨の発表しています。
かなり炎上したこともあってか現状は本名以外も入れられるようにしています。
株式会社吉野家としては色々な不手際や想定の範囲を超えた問題が起こったことでこのような結果になりましたが、企画自体はかなり面白いもので喜ぶファンも多かったです。
本来は名前入りのどんぶりをもらうことはできないのでどうしても欲しいという人は結構いたのではないでしょうか。
思わぬ形で炎上した「名前入りオリジナル丼」ですが6月以降に随時発想になるようです。
今回は以上になります。
皆さんはこの件どう感じたでしょうか。