妊婦の食べたジョイフルのサラダにナメクジ混入?損害賠償などの請求については上層部が支払えないの一点張り?
コレコレ生放送にてジョイフルのサラダを食べた妊婦が腹痛や嘔吐をする事態になってしまったという情報がありました。
今回はコチラについて見ていきたいと思います。
この件は5月13日のコレコレ生放送にて放送された内容になります。
とある女性からの凸で内容はYouTubeヒカルがジョイフルとコラボで出しているハンバーグのセットについてくるサラダにナメクジが入っていたという事件になります。
その妊婦の方は気が付かずに食べてしまったようです。
コレコレにはナメクジを食べた際に撮った写真を送っていましたが、どうやら半分食べてしまったそうでよく見たら触覚があったと述べています。
その事件が去年の11月25日になります。
女性は妊娠中でその時は妊娠後期だったそうです。
その後ジョイフルの店長やエリアマネージャーと話をして対応してもらったもののその対応については納得できるものではありませんでした。
女性はナメクジを食べてしまった際にショックで記憶がフラッシュバックしてしまい、その後スーパーで買い物をする際にも思い出しては嗚咽をしながら買い物をしていたと旦那さんものちに語っています。
それほどのトラウマになってしまったという事ですが、正直これを聞いて「なんだ、ナメクジくらいで大げさな...」と思った方もいるかもしれませんが、実はコレ結構ヤバいんです。
というのもナメクジというのはネズミのフンやゴミ、コンクリートなど何を食べているか不明でかなり不衛生です。
しかも寄生虫がいるかもしれません。
そのため絶対に食べてはいけません。
しかもお腹に赤ちゃんがいるというのは本当に危険です。
この件については後日ジョイフル側から連絡が来ておりやはり食べたのはナメクジだったと報告がありました。
つまりジョイフル側もこの件については認めているという事になります。
続けてジョイフル側が調べたところによると食べてしまったナメクジに毒性はないという事がわかりました。
しかし、ナメクジによって髄膜炎、頭痛、発熱とか顔面マヒが出る可能性がある寄生虫がいるかもしれないと言われました。
そうなるとお腹の赤ちゃんにも影響が出てくるので病院のお金や精神的にキテしまったので精神科費用も払ってほしいと言ったら払うと言ってもらえた。
しかし、その後吐き気やお腹を下すという症状があったので病院に行きました。
ただ、ナメクジが原因なのかというのは妊婦だとMRIや放射線を使った検査ができないので原因がわからないという事でした。
その後炎症の数字などがひどかったので入院もしており費用もかなり掛かってしまったそうです。
そもそも寄生虫がいるか調べられないようなんです。
その後かかった費用についてはこの位だとジョイフルに報告しましたが、ナメクジかどうかわからない限りは払いませんと言われてしまいました。
店長とエリアマネージャーは本社の方にこの件を報告しています。
ですが、あとから電話がかかってきた際に病院代についてはナメクジだってわからないと払えない、精神科でかかった費用についても払えないと断られました。
また、ナメクジを食べてしまったことに対する慰謝料も払うことはやっていないと電話で言われたそうです。
この件に対してジョイフルは家に伺い、責任を取るとは言ったそうなのですが「何の責任を取るのか?」「どうやってとるのか?」と話したら黙り込むか話をそらされてしまったと語っています。
そのため現在まで何の責任も取ってもらっていない状態が続いています。
この話が3月末に行われたようなのですが、被害者の女性は出産があったので子育てが大変だったこともありそれどころではなかったと語っています。
子供は無事に生まれていますが、体が弱く吐き戻しも多くて救急車でいろんな病院に行くようなことになっているそうです。
ただ、これがナメクジとの因果関係があるのかについては不明なので不安な日々が今も続いているとのことでした。
しかも、この夫婦は不妊で悩んでおり3年かけて体外受精でやっとこどもを授かることが出来ました。
そのためやはり今回の件については奥さんも心配していますし、旦那さんもジョイフルの対応には怒りを隠せないようです。
ちなみにコレコレは放送でヒカルにLINE電話をかけてこの件についてジョイフルの上層部に連絡をしているようでコレコレも被害女性に対しては2~3日くらいで進展があるのではないかと伝えていました。
ナメクジが入っていたという非常に危険な今回の件についてジョイフルは被害女性に対するケアが足りないと感じてしまいました。
皆さんはこの件についてどう感じたでしょうか。
本当にナメクジというのは危険で危ないものなんです。
海外でも人がなくなった例が報告されています。
ナメクジやカタツムリによる被害も?死者も出ている?
世界にはナメクジやカタツムリによる被害というのも出ています。
オーストラリアに住むサム・バラードさん当時19歳がナメクジを食べ、その後広東住血線虫(かんとんじゅうけつせんちゅう)という寄生虫によって髄膜脳炎を発症を発症し約1年もの間昏睡状態に陥りました。
その後も体にまひが残って結果男性は8年間生きることが出来ましたが、2018年11月2日にその短い生涯に幕を下ろしました。
彼がナメクジを食べた理由は「ノリ」だったそうです。
たかがナメクジされどナメクジという所でしょうか。
海外ではカタツムリは食用とされていますが、むやみにカタツムリやナメクジを食べてはいけません。
自分からあえて食べるという人は少ないと思いますが、今回のようにサラダに付着していたという理由で食べてしまうことはあります。
日本でも沖縄などには非常に危険なアフリカマイマイという毒を持っているカタツムリがいます。
コチラのカタツムリは非常に危険な毒を持っています。
元々は東アフリカのモザンビーク付近にしかいなかったのですが、20世紀になって食用として世界中に輸出されたことで他の場所でも発見されています。
各地で飼育されていましたがそれが逃げたのが各地でみられる原因ではないかとされています。
特定外来生物というものです。
ワニガメやブラックバスなんかもそうです。
アフリカマイマイというカタツムリについては2014年ジャウジー・カンさんという女性が被害にあっています。
この方は最初、体中に虫が這っているような不思議な感覚に襲われました。
症状だけ聞くとホタルイカなどに生息する「旋尾線虫幼虫移行症」に似ていると感じました。
この件は最近炎上した「世界の果てまでイッテQ!」でホタルイカ生食騒動で注意喚起されていた寄生虫です。
コチラについては以前別の記事で詳細を説明しているので詳しくはそちらをご覧ください。
https://ninniku-fest.com/?p=4961
話を戻しますが、ジャウジー・カンさんという女性は原因がわからない状態でしたが次第に痛みはどんどん酷くなってしまい、水に触れるだけでもいたいという状態に陥ってしまいました。
その後右半身にまひが出て動くことも困難になり病院に行って検査をしたとところ脊髄液から「広東住血線虫」が出てきました。
これが今回の症状の原因です。
この「広東住血線虫」は胃壁を破って脊髄へ侵入し、髄液を通って脳へ向かいます。
体を虫が這っている感覚というのは「広東住血線虫」が体を移動していたのだと思います。
「広東住血線虫」については脳で線虫は死んでしまうのですが、人の体はそれを異物とみなして免疫細胞の過剰反応で髄膜脳炎や激しい頭痛だけでなく手足の痺れ、嘔吐やめまいを起こしてしまいます。
ただ、この「広東住血線虫」はアフリカマイマイというカタツムリに寄生していることが多いため口にしなければ発症することはありません。
しかも、帰省中に至っては100度で3分間以上加熱すれば死滅してしまうので食べても大丈夫です。
アニサキスなんかと同じです。
ではいったいなぜ「広東住血線虫」が体内に入り込んでしまったのでしょうか。
その理由は「スムージー」でした。
ジャウジー・カンさんは野菜などを使ってスムージーを作っていたそうです。
市場で購入した野菜の一つにレタスがあったのですがこれにアフリカマイマイの粘液が付着しており荒いが不十分だったためそこから「広東住血線虫」が体内に侵入したと思われるとのことでした。
※参考 ザ!世界仰天ニュース「子どもに大人気の超危険な生物」
この件についてはジョイフルの被害者と同じように治療薬がないので対処療法しか手がありません。
体内から広東住血線虫が出るしかないので痛み止めを飲みながら対処するしかないようです。
今回被害者女性の症状はアフリカマイマイの「広東住血線虫」の症状と酷似しているにも感じますので何かしらの寄生虫に感染してしまった可能性があります。
ようやく授かった命にまで影響が出ないか心配という夫婦の気持ちも非常によくわかります。
被害にあった女性は最後にジョイフルには真摯な対応をしてほしかったと述べています。
今後ジョイフル側から何かしらの連絡が行くと思います。
この件について皆さんはどう感じたでしょうか。
今回は以上になります。