人気プロゲーマーSaRa選手が障害者差別発言で選手活動停止に?!
人気プロゲーマーであるSaRa選手が5月1日に行われたゲーム配信にて障害者を差別する発言をしたことがわかりました。
この件に対して所属するeスポーツチーム「REJECT」はすぐに謝罪文を発表しています。
https://twitter.com/RC_REJECT/status/1521033755045109762?s=20&t=moJXkxRq-wX_jm6lx8rKgA
また、SaRa選手に対して12月末まで選手活動停止などの処分を発表しました。
https://twitter.com/RC_REJECT/status/1521364233564585984?s=20&t=moJXkxRq-wX_jm6lx8rKgA
SaRa選手もこの件については自身のtwitterで謝罪をしています。
https://twitter.com/BLUEBERRYNOOB__/status/1521034024491364352?s=20&t=moJXkxRq-wX_jm6lx8rKgA
https://twitter.com/BLUEBERRYNOOB__/status/1521365567525244928?s=20&t=moJXkxRq-wX_jm6lx8rKgA
この騒動の経緯としてはREJECT所属の他の選手が5月1日に行ったゲーム配信中にSaRa選手が発した言葉がきっかけになっています。
SaRa選手は現在シューティングゲームとして有名な「PUBG MOBILE」部門のチームリーダーとして活動していました。
かなりの腕前で世界大会に日本代表としてチームで何度も出場しています。
https://twitter.com/takigare3/status/1521150143554547712?s=20&t=moJXkxRq-wX_jm6lx8rKgA
オールラウンダーで優秀な選手だったSaRa選手でしたが5月1日に行ったゲーム配信中に「なんでそこクリアリングすんの?」「障害者やろ マジで」と独り言のように発言したそうです。
これを聞いた他の選手たちがSaRa選手に対して「SaRaさん? 配信つけてるよ」と注意をしました。
独り言のような形でいったとは言っても配信中という事で障害者に対する差別発言だとネットで大炎上してしまいました。
確かに私自身も「そんなことを言う必要はあるのか?」と疑問に思ってしまいました。
深い意味はなかったのかもしれませんが、配信中に使う言葉ではないのではないでしょうか。
インターネットという空間は誰でもアクセスが出来る場所です。
当然、障害を持った人も放送を見ていた可能性もありますし、友人や家族に障害者がいる方たちにしてみれば気分が悪い発言だったのは無いでしょうか。
また、この騒動については批判的な声もありました。
https://twitter.com/bz_bl2k/status/1521510655094046720?s=20&t=moJXkxRq-wX_jm6lx8rKgA
https://twitter.com/mxa_sleep/status/1521483134399049728?s=20&t=moJXkxRq-wX_jm6lx8rKgA
障害者に対する差別発言はあってはいけないものです。
ましてやプロとして活躍している人が口にするべきではないと感じます。
しかし、その一方で「処分するのは違うと思う」「騒ぎすぎ」「もっとひどい人はいる」「自分たちだって使ってるでしょ」というような声もありました。
もちろん、いろんな意見があっても良いと思いますが、表に立って仕事をしている人は言葉選びも慎重にならなくてはいけません。
ただでさえ3カ月前には人気女性プロゲーマーが不適切発言をしてチームを解雇されておりイメージダウンにつながったというのにプロがそういった発言をして良いとは思えません。
しかも、すらっと出た言葉にも聞こえたという意見もあり普段から言っているのでは声もありました。
非常にシビアな問題かつ差別を交えた表現というのはするべきではなかったでしょう。
個人的な意見としてはプロゲーマーとして発言にもっと気を付けてほしいところですね。
プロゲーマーの相次ぐ処罰
近年プロゲーマーが不適切な発言をして活動停止、厳重注意になったり契約が解除されるケース多いような気がします。
今年に入ってもすでに数人のプロゲーマーが不適切発言で何らかの処罰を受けています。
この流れは女性プロゲーマーのたぬかなさんの差別発言から始まっていると思います。
https://ninniku-fest.com/?p=3326
今やネットをはじめYouTubeでもネタにされている「身長170㎝無いやつは人権ない」という発言が物議を醸し、スポンサー契約が外されてたのちチームからも解雇となりました。
たった一言ですべてを失ってしまったたぬかなさんですが、炎上して3カ月が経過しますが、現在twitterも動いていないため状況については不明です。
またどこかで復活するのかそのまま引退するのかについても不明です。
そんなたぬかなさんに続きコバトンという方もチームをクビになっています。
https://ninniku-fest.com/?p=3379
過激な発言はさらに続きAyagator(アヤゲーター)という同じチームのプロゲーマーも厳重注意を受けています。
そして今回プロゲーマーのSaRa選手が活動停止処分を受けています。
このようにプロゲーマーが炎上、活動停止、解雇されてしまう理由とは何なのでしょうか。
考えてみました。
プロゲーマー独特の文化や言葉がある?
たぬかなさんの問題があった際にも少し話が出ていましたが、どうやらゲーマーが使う言葉というのは本来の意味とは違った独特のものが存在するようです。
カンタンなものだと略語や隠語もありますし、今回のように通常であれば差別用語になるような言葉も頻繁に使っている人はいるようです。
これについては以前も別の記事で取り上げています。
詳しくはそちらをご覧ください。
https://ninniku-fest.com/?p=3372
こういった言葉を使用するという事が一つの文化的な形になっているようにも感じます。
昔からいたプレイヤーが使っている言葉がそのまま若い人たちにも受け継がれているのでは無いでしょうか。
昔はゲームというものが閉鎖的な空間でおこなわれていたイメージがありますが、現在はeスポーツという形で盛り上がってきており、新規参入者も増えています。
そんな中で独自の言葉や文化を使用し続けるというのは難しくなっているように感じます。
特に差別的な言葉については敏感な人も多いです。
スラング的な形で使われているようですが、やはり一般的な意味としては差別的な発言もあるので一般人に理解してもらおうと考えるのは違う気がします。
今やゲームは幅広い年齢層に受け入れられ市場も拡大しています。
その中で昔のやり方を続けるのは難しいでしょう。
ゲーム業界も大きな変化が求められているのかもしれません。
今後はますますゲームが浸透していく?
昔に比べると今は大会の賞金も大きくなっていますし、ネットやテレビなどで試合を中継することも増えています。
ますますゲームの市場は伸びていくでしょう。
以前はゲーム=暇つぶしというような印象を持っていた人も多かったでしょう。
それだけではなくゲームをずっとしていると教育に良くないというイメージが定着していたのでゲームの時間を指定する親も多かったです。
「将来何の役にも立たない」「ゲームは無駄」という親世代も多かったですが、今ではプロゲーマーという職業もあります。
プロゲーマーを育成するスクールも存在します。
仕事としてきちんと確立しているという事もありゲームに対する目も変わってきました。
今後はますますゲームに力を入れる企業や家庭も増えていくでしょう。
暇つぶしや将来役に立たないと言われていたゲームが今や立派な趣味や仕事として確立しています。
VRの市場も盛り上がっているため今後はVRを使ったゲームがどんどん開発されて大会などが開催されていくのではないでしょうか。
このようにゲーム業界は盛り上がっていますが、昔からあったゲームセンターの数はどんどん減っています。
ゲームセンターがどんどん潰れている?コロナも相まって閉鎖が止まらない?
ゲーマーには2種類います。
家庭用ゲーム機や自宅pcを使うタイプとアーゲードと呼ばれるゲームセンターなどにあるゲームです。
レバーとボタンが付いているタイプで昔からあったものになります。
現在は家庭用とアーケード用それぞれのコントローラーがあり自分で選ぶことが出来るゲームもあります。
例えば鉄拳などがそれにあたります。
しかし、今は家庭用ゲーム機の方が主流になりつつあることもあってかゲームセンターに行く人が減っています。
さらにコロナもあってますますゲームセンターに行く人が少なくなっていました。
そして長引くコロナの影響もあってか各地のゲームセンターがどんどん閉鎖しています。
中高生ゲームセンターに溜まっていたという方も多いのではないでしょうか。
時には塾をさぼっていっていたなどゲームセンターに思い入れがあるという方も沢山いると思います。
新しい時代が来ると共に古き良きものも失われていってしまうのかもしれませんね。
皆さんはこの件についてどう感じたでしょうか。
今回は以上になります。