生徒に暴行する動画が公開され批判殺到
熊本県にある強豪校秀岳館高校のサッカー部が4月21日にSNSで動画を投稿しました。
拡散されたその内容というのが「コーチが生徒に蹴りを入れる」というものです。
この動画が今物議をかもしています。
今回はコチラについて詳しく見ていきたいと思います。
この動画は瞬く間にSNSで拡散されておりニュースにもなっています。
コーチが学生を思いっきり蹴っています。
こういった暴行行為が未だにあるというのは非常に驚きです。
体罰については今非常に厳しくなっています。
昔はこういった事がよくあったそうですが今は絶対に暴力はいけません。
しかも、教育者という立場の人間が暴力を正当化するというのはあってはいけないものだと思います。
生徒はコーチにかなりの強さで蹴られています。
よく、考えてください。
このコーチはサッカーを教えるコーチです。
という事はおそらくサッカー選手だったか、サッカーを経験している人になります。
サッカーという競技は広いグランド内でボールを遠くまで蹴るという場面もあります。
ロングパスであればグラウンドの対面までボールを飛ばすことが出来るほどのキック力を持っているでしょう。
そんな人が生徒のおしりを蹴っていいのでしょうか。
正直かなり痛いと思います。
当たり所が悪ければ尾てい骨を折ってしまうこともあるのではないでしょうか。
そんな危険なことを自分の教え子にする時点で意味が分かりません。
どうしてそんなことをするのか、なぜこういた体罰は怒ってしまったのでしょうか。
実は高校生が暴行を受けている動画をSNSに投稿したその翌日に衝撃的なことが起こります。
なんと部員たちが「謝罪動画」を公開したんです。
拡散から1日後に部員たちが謝罪動画を公開!
翌日になって部員たちが謝罪動画をアップしました。
その内容を見てみました。
すると3年生の部員たちが集まりキャプテンが挨拶をします。
その後今回の件について謝罪し、謝罪動画を取った理由を説明しています。
「まずは今回の件でお騒がせしてしてしまい申し訳ございません。今世間に広がっている情報の中には事実と異なる点があるのでお話させて頂きます。この動画を拡散してくださいお願いします。」
その後、この件についての当事者が前に出てきて話を始めます。
「本当のことを説明するためにみんなに協力してもらい集まってもらいました。」
そして今回の経緯について説明しています。
「まず、学校から帰り、寮のカギがなかなか明かず感情的になりコーチをバカにするような発言をしたことが今回の原因です。」と説明しました。
今回の件について事実と異なる部分というのが「日常的に暴力がおこなわれている」という部分です。
コチラについて動画を撮影して切り取り、SNSに挙げた生徒が虚偽の発言だったとして事実とは異なると発表しています。
正直この動画を見たときに「そういうことじゃないんだよな~」と思ってしまいました。
確かに、一部虚偽の内容をSNSに投稿したのは反省すべき点かもしれません。
しかし、このような形で学生たちが自ら動画に顔を出して謝罪動画をアップすること自体が異様だと思います。
そもそも、もしこういった動画をアップするならコーチが出てきて謝罪と説明をするはずです。
何故、学生たちのみで謝罪が行われているのか不明です。
自主的に行ったのかもしれませんが、学校や監督、コーチから圧力をかけられているのではないかという意見もあります。
やはり暴行は日常的に行われていたのではないかという意見も!
正直今回の件については暴行が日常的に行われていたのではないかという意見がありました。
というのも正直あのようなタイミングで偶然、動画を取ることが出来るでしょうか。
普段から暴行つまり体罰が行われていたからこそ動画に収めることができたのではないかという意見があるようです。
確かにその線はゼロではないと思います。
普段から体罰や暴力が行われていたという証明は出来ませんが、違った形で体罰が行われていたのではないでしょうか。
というのも生徒は明らかに蹴られる姿勢を取っています。
人間は骨格の関係で肉付きそれぞれのパーツによって異なります。
一番防御力が高いのは背中なのですが次が臀部つまりお尻です。
動画を見るとお尻を蹴っているように見えます。
この部位は筋肉が大きく脂肪もある程度あります。
他のカ所と比べるとダメージが少なくあざというのもできにくいです。
そのためコーチはあえて臀部を蹴っていたのではないでしょうか。
生徒も反撃をする様子もないですし、まったく前を向きません。
むしろ蹴られる体制に入っているように見えます。
これは普段から体罰が行われていた思われても仕方ないと思います。
さらにこの件についてはまだ進展があります。
なんとこの謝罪動画は現在削除されています。
動画はすでに削除されている?削除理由を見ても納得できない人は多い?!
https://twitter.com/syugakukanfc/status/1517742125680537601?s=20&t=KdUPer-C4RC2iUKh0BLLbQ
今回の謝罪動画についてはすでに削除されており現在は見れません。
また動画の削除理由については公式twitterにて説明をしていますが、それでも納得できない人は多いのではないでしょうか。
「昨日の動画を削除したことについて
昨日の自分達が投稿した動画を削除した理由ですが、自分達が伝えたいこと、保護者やサッカー部を応援してくださっている皆様に知ってほしいことを自分達が発信することによって聞いてほしくて出した動画が結果的に学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になってしまい削除の運びとなりました。
あくまでも今回の動画は自分達サッカー部員の有志が考え行動したことになります。また公式Instagram、Twitterはプロフィールに書いてある通り生徒で企画、運営を行っています。ご理解よろしくお願いします。」
このように書かれています。
「自分達が発信することによって聞いてほしくて出した動画が結果的に学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になってしまい削除の運びとなりました。」とありますが、体罰をされている時点ですでに生徒側は迷惑をかけられているのではないでしょうか。
今回の件についてはバカにするような発言を言ったのが悪かったと主張しているように感じますが、それを暴力で解決しようとしている大人がいることに問題があります。
学校では暴力を否定しないといけません。
出なければ生徒は暴力が正当化されてしまうと思ってしまうからです。
悪口を言われたり、バカにされたら暴力を振るっていいわけではありません。
そんなことは小学生でも理解できます。
未だにこの件についてはちゃんとした大人が謝罪をしていません。
学生たちが自分たちで運営をしているという事ですが、必ずどこかに大人がいるはずです。
すべてを学生たちがやっているわけがないんです。
SNSに投稿したのは学生たちかもしれませんが、謝罪動画については必ず大人がチェックをしているはずです。
誰が許可したのか、それはサッカー部の関係者と校長の可能性が非常に高いと思います。
生徒達には顔を出して動画を取らせるのに自分たちは顔を出さず謝罪もしないのかという意見もありました。
確かに学生たちが自分たちの意思で仮に動画を投稿しようと考えてもそれを止めるのが大人の役目ではないでしょうか。
実際に動画が消されてもデジタルタトゥーという形でネットにはずっと残り続けます。
そういった事も考えて動画を投稿しなくてはいけなかったでしょう。
保護者も謝罪動画を見たら驚愕するのではないでしょうか。
ネットに自分たちの顔を簡単に乗せるというのは非常に危険な行為だと思いました。
この件について秀岳館高校からはこれといった発表などはありません。
この件について皆さんはどう感じたでしょうか。
今回は以上になります。