※追記4月19日発表
牛丼チェーンの吉野家は不適切な発言をしたという事で常務取締役企画本部長である「伊東正明」氏を4月18日付けで、同社執行役員および株式会社吉野家取締役から解任したことを発表しました。
吉野家の常務取締役企画本部長が「生娘をシャブ漬け」発言?これが今大炎上している?!
今吉野家が大炎上しています。
ことの発端は早稲田大学で行われた講義での発言でした。
これについてはとある女性が怒りをあらわにしています。
4月16日に「石原 佳世さん」という女性が「講師の吉野家の常務取締役企画本部長の方が、講義で性差別・人権侵害発言を連発。若い女性を狙ったマーケティング施策を「生娘をシャブ漬け戦略」と笑いながら何度も発言。」をして許せないという投稿をFacebookにしています。
https://twitter.com/kyokosakaino/status/1515630770231992321?s=20&t=B_fdXTrWlBaP2T4goqSZUg
前置きに「不適切な言い回しで不愉快な思いをされた方がいたら申し訳ないんですが」と言っていたようですが、確かに前置きをすれば良いという問題ではありません。
仮にも吉野家という大企業の常務取締役企画本部長がいうような言葉ではないと思います。
また、差別的な発言であることは間違いないです。
こんな発言を早稲田大学の社会人向けの講座で言ってしまうというのは非常に問題です。
最近ではオリジナルどんぶりに入れる名前の条件をあと出しで変更したという件で炎上していた中での再炎上です。
ちなみにその件については以前別の記事で詳細をまとめているので詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
https://ninniku-fest.com/?p=4179
今回の件に対してネットではどういった声があるのかについても調べてみました。
差別発言に対してネットではどういった声があるのか?
この問題発言に対してネットではどういった発言があるのでしょうか。
確認してみるとやはり批判的な意見がたくさんありました。
https://twitter.com/autumbright/status/1515768111969959936?s=20&t=3SiQChcCUqY09w2z_XMGdQ
https://twitter.com/hokankokanrinin/status/1515942004064022535?s=20&t=3SiQChcCUqY09w2z_XMGdQ
https://twitter.com/kazukazu881/status/1515958070425239557?s=20&t=3SiQChcCUqY09w2z_XMGdQ
https://twitter.com/Inq4noY5zecEr9A/status/1515934710513676288?s=20&t=3SiQChcCUqY09w2z_XMGdQ
https://twitter.com/ogino_otaku/status/1515924042380812292?s=20&t=3SiQChcCUqY09w2z_XMGdQ
https://twitter.com/ppsh41_1945/status/1516011740211073026?s=20&t=3SiQChcCUqY09w2z_XMGdQ
また、この件については青汁王子こと三崎優太の切り抜きチャンネルでも「企業としてはさすがにやばいかなって....」とこの件について語っています。
「もっといい表現あったんじゃないかな....」と言っていますがまさにその通りだと思います。
経営、マーケティングのプロが使う言葉ではないと思います。
しかも、吉野家はお客さんを相手にする企業です。
お客様がこれを聞いたらどう感じるでしょうか。
今回講義を行った会場の中にも普段から吉野家を利用しているという方は必ずいたと思います。
お客様になるかもしれない人の前で差別的な言葉を発すること自体が間違いだと思います。
飲食店については特にそうなのですが、誰がお客様なのかはわからないので普段から生活する時や何か発言する時もお客様に聞かれているかもしれないという意識を持つのがプロです。
吉野家の常務取締役企画本部長がそれを理解していないという事は無いと思いますのでやはり差別的な思考を持っていると思われても仕方ないのではないでしょうか。
この発言で「吉野家に行きたくない」という方もネットにはいました。
お店にかなりの損害を与えてしまったという認識を持った方が良いでしょう。
炎上の張本人!吉野家の常務取締役企画本部長である伊東正明とはどんな人?
今回の炎上の張本人である吉野家常務取締役企画本部長の伊東正明とはどんな人なのでしょうか。
詳しく調べてみました。
『伊東正明とは?』
P&Gにてジョイ、アリエールなどのブランド再生や、グローバルファブリーズチームのマーケティング責任者をアメリカ・スイスにて担当しています。
直近までヴァイスプレジデントとしてアジアパシフィックのホームケア、オーラルケア事業責任者、e-business責任者を歴任し、2018年1月より独立、ビジネスコンサルタントをしています。
また、吉野家 常務取締役も務めている。
2018年オンラインで学べる『伊藤塾 入門編』を開講しています。
コチラは90分で税別2万円のセミナーということでまぁまぁいい値段だと思います。
また入門へは次のステップもあり、通常編については約3日間の日程で、オフラインは税別で12万円かかります。
また、オンラインについては税別10万円を取られます。
高いですね。
しかし、受講者は満足しているという事で内容は悪くないそうです。
少し気になりますが、「生娘をシャブ漬け」発言で受講者はかなり減りそうな予感です。
さて、そんな伊東正明さんはどのような人物なのでしょうか。
『プロフィール』
本名
伊東正明
年齢
現在48歳(推測)
出身大学
慶応義塾大学商学部卒
分かっている情報は以上になります。
1996年に「P&G」に新卒で入社しています。
慶応大学出身という事ですが、本人は「浪人かつ補欠合格で入学した」と語っています。
年齢についてはこの浪人したという事を前提に考えると一浪して1996年にP&Gを新卒入社したとすると年齢は23歳になるので現在は48歳という計算になります。
48歳の大人の発言にしてはあまりにも軽率と言えるのではないでしょうか。
吉野家の常務取締役企画本部長である伊東正明の発言が炎上したことで株式会社吉野家では謝罪文を掲載しています。
株式会社吉野家謝罪文
株式会社吉野家常務取締役企画本部長が、4月16日に開催された外部における社会人向け
講座にて講師として登壇した際に、不適切な発言をしたことで、講座受講者と主催者の様、吉野家をご愛用いただいているお客様に対して多大なるご迷惑とご不快な思いをさたことに対し、深くお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
当該役員が講座内で用いた言葉・表現の選択は極めて不適切であり、人権・ジェンダー問題の観点からも到底許容できるものではありません。当人も、発言内容および皆様にご迷惑とご不快な思いをさせたことに深く反省し、主催者側へは講座開催翌日に書面にて反省の意と謝罪をお伝えし、改めて対面にて謝罪予定です。
吉野家はお客様にご満足いただける商品・サービスを追求し続けております。本件を受け、
社内規定に則って当人への処分を含め厳正に対応を進めてまいります。また、当社は今後一層コンプライアンス遵守の徹底に取り組むべく、コンプライアンス教育の見直しを図り、すべてのステークホルダーの皆様に対し、高い倫理観に基づく行動をお約束します。
改めまして、この度は大変申し訳ございませんでした。重ねてお詫び申し上げます。
※引用元
https://www.yoshinoya.com/wp-content/uploads/2022/04/18153702/news202204183.pdf
吉野家公式から謝罪文が出ています。
しかし、これを見ると「社内規定に則って当人への処分を含め厳正に対応を進めてまいります。」とあり具体的な処罰についてはわかりません。
ここまでの失態をしたのであれば通常平社員ならクビになってもおかしくないレベルなのにどうして具体的な処分が下されていないのかについては不明です。
今後改めて吉野家の常務取締役企画本部長である伊東正明に関する処分の詳細が発表されるのではないかと思います。
今後の動きに注目ですね。
※追記
https://twitter.com/minami_aoyama/status/1515940028916310017?s=20&t=Y3YoYGTLyJkuTawpih2s1w
公式の謝罪文が公開された際ファイルのプロパティーを確認した人がいたのですがなんと作成者が"Ito Masaaki" となっているようです。
つまりはこの謝罪文自体自分で作ったという事でしょうか。
普通自分でこういった文章を作ることは無いです。
本人以外の人が謝罪文を作り会社公式の意見として発表します。
本人が書くというのは聞いたことが無いです。
しかも、この情報が出たからでしょうか。
別の人が確認すると情報が消えていたそうです。
https://twitter.com/ShunsukeTodo/status/1516009938254204939?s=20&t=Y3YoYGTLyJkuTawpih2s1w
ネットでは消しても証拠が残っているということで証拠を提示している方もいました。
https://twitter.com/ichii731/status/1516019951047692294?s=20&t=Y3YoYGTLyJkuTawpih2s1w
こういった対応は火に油を注ぐ結果になってしまうでしょうから、うかつだったとしか言えないのではないでしょうか。
なんにしてもやはり今後の吉野家の動きには注目ですね。
皆さんはこの件についてどう感じたでしょうか。
今回は以上になります。